言語聴覚療法では、脳卒中や交通事故などの影響でコミュニケーションや脳機能、飲み込むことに問題が生じた患者様に対し訓練・アドバイスを行います。 当院では4名の常勤スタッフが患者様一人ひとりの状態にあわせ、個室や、病棟、ベッドサイドでの個別訓練を行っています。机上の訓練から、物品を使用した応用的訓練まで実際の日常生活場面を想定し、退院後の生活がスムーズに送れる様、訓練・指導を行います。

また、飲み込みの困難な患者様には、安全を第一に考慮し段階的な訓練・指導を行っています。食事姿勢や食事方法ふくめ、実際の食事場面を評価しながら、安全に楽しくお食事を召し上がっていただけるようサポートいたします。

こんなことに困っていませんか?

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絵カードを使用した訓練

a.失語症

言葉をつかさどる大脳の「言語野」が傷つくことにより、話す・聞く・読む・書く・計算するなど言語を操る能力が低下します。 訓練では言語能力の改善のため、理解訓練や呼称訓練などを行っています。また、ご家族様には患者様との上手な関わり方をアドバイスさせていただいています。


b.運動障害性構音障害

発声・発語に関わる神経や筋肉の病変によって起こる“話し言葉”の問題です。訓練では症状に合わせ口や舌の運動・顔面マッサージ・音読や復唱による発音の改善・などを行っています。また、ゆっくり話す・区切って話すなど代償的な話し方を身につけ日々のコミュニケーションがスムーズにいくようにサポートをしています。


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口や舌の運動

c.摂食嚥下障害

摂食嚥下機能の低下により経口摂取ができない、うまく飲み込めない、誤嚥性肺炎の患者様が対象です。 訓練では筋力を高める体操、呼吸訓練、飲み込みが起こりやすくなるマッサージ等の飲み込みの器官へのアプローチを行います。また、実際に噛む・飲み込む等の訓練を行い、患者様にあった食事姿勢や安全な食べ方・食形態を評価・検討します。ご家族様へも介助方法等を必要に応じてアドバイスさせていただきます。


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飲み込みが起こりやすくなる訓練

d.高次脳機能障害

脳卒中や交通事故などの脳損傷により、記憶・注意・失行・失認・遂行機能等の低下がおこります。そのため日常生活や仕事場面に支障をきたします。 訓練では、絵カードや物品、図形等を使用し高次脳機能能力の改善を目指します。また、メモとり等の代償手段の獲得を促し社会復帰のためにアプローチを行っています。


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訓練で使用する道具

何かご不明な点がございましたら、当院言語聴覚療法科まで。